【低学年の バッティング練習】バットを強く振れるようになることが上達の第一歩!

ひゅーた

今回は小学校低学年のバッティング練習について解説します。

野球に興味を持って入部してくれた子供たちってバッティングが大好きですよね!

何はともあれ、まずはバットでボールを打ちたいと言っている子供は多いと思います。

でも、実際に打席に立ってみると思うようにバットがボールに当たらない。

バットは重いし、思ったところに触れないし…

この記事では、そんなバッティング大好きなちびっ子たちがボールを打てるようになる練習方法を解説します。

バッティング練習に近道は無いけれど、楽しく上達できる方法になりますので是非試してみてください♪

目次

打てるようになるのに大切なこと

小学生がボールを打てるようになるのに大切なことが2つあります。

ここで言う打てるようになるとはバットをピッチャーが投げてきたボールが当てられるようになると言うことです。

それは以下の2つです。

  • 思ったところにバットが振れるようになること
  • タイミングが合わせられること

この2つができるようになるとボールを前に飛ばせるようになり、バッティングが一気に面白くなります。

では、その練習方法を紹介します。

思ったところにバットが振れるようになること

野球を始めたばかりの子供たちは思ったうようにバットを振ることができません。

当たり前のことですが、まずはそれを解決しなければバットがボールに当たるようにはなりません。

一般的には、「たくさん素振りしろ〜」「バットを振れ〜」となりますが、小さな子供はすぐに飽きてしまうので、素振りなんか何回もできません。

では、どうするか?

大人が付き合ってあげ、楽しく、気が付いたらたくさんバットを振っている練習をするのです。

練習その① 置きティー

練習その①は置きティーです。

置きティーとはティースタンドにボールを置いて、止まっているボールを打つ練習です。

止まっているボールを打てないことには動いているボールはもっと打てません。

練習環境に応じて、ボールは通常のボールでもプラスチックボールでもスポンジボールでもなんでも良いです。

バットもプラスチックバットでも金属バットでもOKです。

まずは止まっているボールにバットが当てられる確率をあげましょう。

置きティーをするうえで注意点があります。

注意点をしっかり説明したうえで練習しないと、ただボールに当てるだけのスイングになり、意味のない練習になってしまいますので注意してください。

その注意点とは、

  • バットは思い切り強く振ること
  • ボールは高く遠くに飛ばすつもりで打つこと

バットは思い切り強く振ること

バットをボールに当てててみて?と低学年の子に言うと、思い切りバットを振らずにゆっくり当てるようになってしまいます。

それではこの練習の意味がありません。

バットは必ず思い切り振るように条件を付けてあげてください。

力一杯バットを振る中でボールに当てられるようになることが大切です。

ボールは高く遠くに飛ばすつもりで打つこと

ボールに当てることに注力している子供はトップの位置から下向きにバットをスイングするダウンスイングになりがちです。

「高く遠くに飛ばすこと」という条件をつけてあげることで、飛距離の出るスイングを自分で探していくようになります。

子供同士で飛距離を競わせるなどして、ゲーム感覚で練習を行うことで、自然と飛距離の出るスイングが身に付きます。

使用するティースタンドはタナーティーのものがオススメです♪

とても丈夫で壊れません。

小学校低学年の子供にはショートタイプのものがピッタリです。

タイミングが合わせられること

大半の子供は、バッティングをする時にタイミングを合わせるという概念がありません。

しかし、野球ではタイミングが合っているということがとても大切になってきます。

タイミングが合っていないとバットを強く振ることはできませんし、ミートするポイントが遅くなってしまい打球を前に飛ばすことも難しいでしょう。

野球を始めたばかりの子供は、ボールがピッチャーの手から離れて初めてバッティングの予備動作に入ります。

当然、ボールがミートのポイントにくるまでに動作が間に合わず、手だけでバットを振るような打ち方になっている子供が多いです。

これを防ぐために正面からのトスバッティングを行います。

練習その② 正面からのトスバッティング

トスバッティングは通常、試合で使っているのと同様のボールを使用するため、選手のななめ前などから、ボールをトスし、それを選手が打つという練習になります。

しかし、小学校低学年の子供にこの練習を用いるとボールにバットを当てることに気をとられ、バッティングフォームが無茶苦茶になってしまうことが多いです。

そこでオススメなのがプラスチックボールを使った正面からのトスバッティングです。

この練習の良いところはボールが実際のピッチャーからのボールと同様に正面から飛んでくることです。

正面からボールが来ることで実戦同様のフォームで打つことがしやすくなり、子供たちが変な打ち方になってしまうことを防げるでしょう。

トスを上げる人は大きく手を振ってボールをトスしてあげることにより、その手の動きに合わせて予備動作を行うよう子供に指導してあげてください。

この練習により動いているボールを打つということにプラスして、ボールが投手の手から離れる前に動くという、予備動作の基礎を学ぶことができます。

この練習でも大切なのは思いっきりバットを振ることを条件とすることです。

ボールがゆっくりであるため、この条件を付けないと子供たちはバットをゆっくり振ってボールに当てるようになってしまいます。

ここでも「思い切り振ること」「高く遠くに飛ばすこと」必ず条件に加えるようにしてください。

たまにトスを上げている大人にボールがぶつかってしまうことがあり、プラスチックとはいえ結構痛いですが、そこはなんとか我慢でお願いします笑

プラスチックボールはたくさん入っているものがおすすめです!

プラスチックボールは安価なのでたくさん買っても経済的に負担が少ないですし、打った時の飛距離も抑えられるため、回収がとても楽です。

プラスチックボールの他にはバドミントンの羽を打つ練習もオススメです。

バドミントンの羽も正面から投げることができます。

しかしバドミントンの羽を打つ練習の方がプラスチックボールを使うより、自分に向かってくる速度が遅く、軌道も山なりになるため、点で羽を捉える必要があり難易度は上がります。

ある程度のスイングスピードでバットが振れるようになった子供にはオススメの練習方法です。

羽を使う場合もたくさん入っているものがオススメです。

プラスチックボールにも共通して言えることですが、バットで打つため、ある程度使っていると割れてしまったりします。

たくさん入っているものを買っておけば、壊れてもしばらくは足りなくなることは無いし、連続でたくさん打つことができます。

まとめ

低学年の子供がボールを打てるようになるには、バットがしっかりある程度のスピードで振れるようになることと、ピッチャーが投げたボールにタイミングが合わせられるようになることが大切です。

そのためには素振りやトスバッティングが有効なのですが、小さな子供たちは地味な練習をするのがとても苦手です。

実践を意識したイメージをしながら素振りするなんてことも当然できません。

まずはプラスチックボールやスポンジボールなどを使い、打球の飛距離を抑えたうえで、実際にボールをどこまで飛ばせるかなど、ゲーム感覚でたくさんバットを振ってもらうことが大切です。

楽しく夢中になってバットを振っているうちに自然と実践でも通用するスイングが身に付いてくることでしょう。

是非、親御さんが協力し、楽しくバッティング力を身に付けさせてあげてください♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次