投手をやっていればバットにかすりもしない剛速球で打者をバタバタと三振にしていくようなピッチングがしたいですよね!
我が家の長男は小学生のソフトボールチームに所属し投手をしていました。
長男と投球練習をしていく中で、球速こそ正義!と思っていた時期があり、球速にはかなりこだわって練習をしてきました。
しかし投手の練習は、試合での華やかな姿とは裏腹にとても地味なもの。
そんな地味な投球練習に対するモチベーションを爆上げするアイテムがあるのでご紹介したいと思います。
そのアイテムとは、ずばりスピードガンです!
スピードガンが効果的だと思う理由
スピードガンの使用が効果的だったと思う理由は3つです。
- 球速が確認できてモチベーションアップ
- 他の投手との比較ができる
- 日々の成長を感じられる
球速が確認できてモチベーションアップ
スピードガンで自分の球速が測れるのは単純に楽しいです。
プロ野球の試合中継などでは投球毎に球速が表示され、その数値を見て「おー!めちゃくちゃ早いなー!」なんて言いながら試合を見るのも野球観戦の楽しさの一つかと思います。
投球練習で淡々と捕手に向かってなげるのは、結構早く集中力が切れます。
そこでスピードガンを使用し1球投げるごとに球速を教えてあげるのです。
そうする事により投手は手を抜かずに集中して投げ込むようになります。
ダラダラと球数を投げるより、球速を気にしながら集中して投げる事により練習の質が高まり、より効果的な練習をすることができます。
他の投手との比較ができる
他の同級生の投手と比べ、自分はどの程度なのか。
自分の球速をしっかりと数値化して把握しておくことは投球練習において、とても大切です。
また、打席に立った時に早いと感じる対戦相手の投手はどのくらいの球速が出ているのか。
スピードガンがあれば、ライバルの球速も測定できるので、自分とどのくらい違うのかも分かります。
自分を知り、相手を知れば明確な目標が立てやすくなり、大きなモチベーションアップになります。
日々の成長を感じられる
球速というのはしっかりと数字にして可視化できる要素です。
日々の練習をしていく中で、自分がどれほど成長できているのかを感じられることはモチベーションにとても影響します。
楽しみながらスピードガンの数字を一つづつ上げていけば、気が付いた時にはとんでもない速球投手になっていることでしょう♪
小学生投手の球速の目安【ソフトボール】
他チームを含め、いろいろな選手の球速を測ってみた経験から年代別の球速の目安です。
1~3年生 ~70km/h
4~5年生 ~85km/h
6年生 ~100km/h
6年生で90km/hを超えていると、だいぶ速いです。大人でも10.67mの距離からその球速の球を投げられるとなかなか打てません。
100km/hを超えると小学生にはほとんど当てることはできないでしょう。
使っていたスピードガン
ブッシュネル(Bushnell)というメーカーのスピードスターVというスピードガンです。
写真は上投げで投げた際の球速なのでソフトボールではありません笑
長男はウィンドミルでは6年生時にMAX94km/hほど出ていました。
球速表示はキロ表示とマイル表示ができます。
計測方法は、投手にガンを向けて投げるモーションに入ったらトリガーを引き、投げたボールが捕手のグローブに収まったら、トリガーを離すだけです。
簡単に計測できるのに練習での効果は絶大です。
まとめ
投手にとって球速が全てではありません。
ですが早いボールが投げられるようになったという経験は、ソフトボールや野球を続けていく上で、大きなモチベーションになるのではないでしょうか。
また、ソフトボールや野球は勝敗だけではなく、個人としての記録も一つの楽しみです。「小学生の時に〇〇〇km/h出てた」なんていう記録もとても良い思い出になると思います。
練習の効果をデータとしても実感でき、日々の成長を感じてくいくためには、スピードガンは投手にとって必須のアイテムです。
しかしながら球速を測定しながら練習している小学生はあまり見かけません。
練習用の道具としては比較的、高価な部類になってしまうためだと思いますが、その効果は絶大です。
是非練習に取り入れ、ライバルに差をつけてください♪